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脳噛ネウロ

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Vanilla(吾ユキ、18禁)

吾ユキ、ユキ女体化小説です。
苦手な方はご注意下さい。



a fever(吾ユキ、18禁)

吾ユキ、ユキ女体化小説です。
苦手な方はご注意下さい。

Kiss me.(吾ユキ)

――多分、キスをしなくなったのは最近。

セックスをするようになってから。

実際、ユキは自分が吾代に抱かれるような羽目にはなるとは思ってもいなくて。

セックスに至るまで、時々、二人きりになっては巫山戯たようなキスをした。

吾代のヤツを、ほんのちょっとだけからかってやりたくて。

二人きりになった一瞬の隙を突いて唇を合わせた。

吾代は、一瞬あっけに取られていたのだけれど、触れただけのキスにニヤリと笑って。

いきなり舌を入れられて、結局からかわれたのはユキの方だった。

それから、何故か、どういうこともなく。

機会があったら唇を奪い合うのが習慣になった。

あの時点で既に今の関係を予測したわけではないけれど、どちらからもやめないあたり、かなり本気だったのかも知れない。

セックスをしたのはつい最近。

獣のようなキスをしたことは覚えているけど、それから後は、一度だってキスしていない。











「吾代、いるか?」

勝手知ったる様に吾代の部屋に上がり込むと、そこはもぬけの殻だった。

ちえ、と溜息を吐いて。

ユキはずるずるとリビングのカーペットに腰を下ろした。

――何をやっているんだろうか。

こんなところで独り寂しく、男にキスして貰えないからっていじけているなんて。

そこまで考えて、流石に自分でも情けなくなった時、

「何やってんだよ」

と、後ろから声をかけられた。

振り向くと、そこにいるのは不思議そうな顔をした吾代だった。

顔を見るだけで腹が立って腹が立って、ユキは自覚する前に叫んでいた。

「どうして、キスしないんだよ!!」

「…………して欲しかったのか?」

呆れたように返された言葉に、ユキはまた苛立つ。

して欲しかったって? して欲しくないとでも思っていたのだろうか、この馬鹿は!!

むしゃくしゃする気持ちをどうやってぶつけたらいいのか分からず、ユキが髪を掻きむしる。

すると、上から吾代の呆れたような溜息が聞こえ、顔をいきなり引き寄せられた。

言葉を、怒りを吹き飛ばすようなキス。

舐められ、絡められる。

「ん……っ」

突然与えられて、ユキは困惑した。

そして、それは突然終わる。

「今更、キスだのどうこう言うような仲じゃねえと思うがなァ?」

望むならお前に、幾らでもしてやるよ。

腰が砕けるような声で囁かれて、流石のユキも顔に血が昇る。

「で、キスだけでいいのか? それとも」

ここは吾代の自室で。夜はとっくに更けていて。

妨げになるものは何一つない。

ユキは意地の悪い男を、睨み付けるようにして言った。

「バカヤロウ、今更キスだけで終われるかッ!!」

そう言うと、いきなりカーペットに押し倒され、

「誘ったのはそっちだからな。覚悟しとけよ、ユキうさぎちゃん」

気付いた時には、再び、吾代の熱い唇が重なっていた。





<END>

ユキィィィィィィィィ!!!!(絶叫)

久しぶりのユキ登場に胸ときめかせていたら、一瞬にして乙女のハートが木っ端微塵に砕かれました……!!(号泣)

っていうかドラゴンボールにおけるヤムチャポジションな一方的なやられ方が不憫で涙が止まりません(泣)。すんごい久しぶりの登場(回想シーンで1コマあったけど)なのに!なのに!!何なんですかあの噛ませ犬もいいところのヘタレっぷりは……!!!

……実を言うと不覚にも葛西×ユキにちょっとときめきメモリアルしてしまった自分が悲しいです(死)。オッサン×身の程知らずなワカゾーっていうカプ大好きなんです…!!いや、一瞬で燃やしちゃったから絡みもナニもないんですが(完)。

個人的にはユキは潔いほどの散りっぷりでしたが、死んではいないと思います。だってDRの時みたいに消し炭になるまで燃やしてないしね。服だって燃えてないし。せいぜい軽い火傷程度ではないかと。

で、こっから腐女子妄想ですが、ユキと吾代が同じ病院で入院してると萌えるなぁ!でもって動けない吾代にあれこれイタズラしちゃうといいよ!!(死) ずっと接点がなかった二人ですが、それぐらいのファンサービスを期待してもいいでしょうか? ……するだけ無駄な気もするけど(苦笑)。何せ松井てんてーは読めないお人ですから……。

ともかく次週が楽しみで仕方のないネウロです!ハァハァ!!!

冬の散歩道(ユキ吾)

乾いた、冷たい風の中を、二人で歩く。

吾代の斜め後ろに、ユキがいる。

暗い、暗い、冬の散歩道。





「なあ」




突然振り返られ、ユキは一瞬、ひるんだように竦む。

だが次の瞬間、吾代から出た言葉は、意外なものだった。



「前から気になってたんだがよ―――お前、一体俺の何処がいいんだ?」


いきなりの質問に、ユキが戸惑いながらも答えを探す。


「………温かい、所かな」


「ハァ!? なんだそりゃ?」


全く理解出来ないという怪訝な表情で、吾代がユキを見詰める。


「……俺の故郷は酷く寒くてな、親はガキの頃に出て行ったっきり戻りゃしねえ。誰の助けも期待出来ない。皆、自分の寒さをどうにかするので精一杯だ。そんな中で、俺とアニキは二人で生きてきた。……だから、温かいあんたが好きなんだ」


「……ったく、テメーはよぉ……」


そう言いながら、吾代が冷え切ったユキの手を取り、ポケットに入れる。

ユキが一瞬、面食らった様な顔をしたが、嬉しそうに吾代の手を握る。


「……やっぱりアンタ、あったけーよ。人間湯たんぽみたいだな」

「その例え方はどうなんだよ」

「湯たんぽじゃ不満か?」

「せめて石油ファンフィーターぐらいには格上げしてくれよ」

「いいじゃん。温かい事には代わりはないんだからさ」

そう言って、ユキが足を止め、夜空に瞬く星を見る。

凍えそうな夜空の中、オリオン座が真上の方角にある。


「なあ、アンタは―――」

「あぁ?」

「………いや、やめとく」

「何だよ、変な奴だな」

そう言いながら二人は、静かな夜の中を手を繋いで黙って歩く。





『なあ、アンタは、この先ずっと俺を温めてくれるか?』





聞きたくても聞けなかった台詞。

言っても吾代に、軽く一蹴されそうなその願いを胸に秘めて、温かい手を握りしめる。



暗い、冬の散歩道。


だけど、今はこの温かい手があるから――――野暮なことを聞くのは止めよう。


そう思いながら、ユキはポケットの中で、小さな幸せを噛み締めた。





<END>





入院してたんですが、外泊許可が下りたので、家でコレを書いてます。

吾代の平熱が37度と知ったときに考えついたネタです(笑)